お車豆知識♪

最終更新日2013/01/28
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マフラーから水がポタポタ…。
アイドリング中の車でよく見る光景ですが、エンジンをかけた時に噴水のようにプシャ〜と出たことありませんか?
故障かな?とも思えるほどの量だったりするとさすがにびっくりしてしまいますね。
しかし、ご安心を♪実は、ガソリンが燃焼すると必ず水ができるんです!ガソリンを理論空燃比で燃焼させると、二酸化炭素と同時に燃焼したガソリンと同じ量の水ができます。50リットルガソリンを使えば、水も50リットルできるというわけです!
といっても、燃焼室内は高温なので、発生した水は大部分が水蒸気として排出されます。しかし、排気管内で徐々に温度が下がるため、一部がマフラー内部で水滴となって溜まったりもします。巡航していればあまり溜まりませんが、長くアイドリングしていると、排気管内の温度がより下がり気味になることで、大量の水がマフラー内に溜まることもあるんです。
なので今の冬の寒い時期、アイドリングが長くなって、後日エンジンをかけたらプシャ〜となってもご心配なく♪