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個人的な試乗レポートをば。さて、今回は当店にも在庫多数の売れ筋モデル、E90型のBMW320i（07〜08年モデル）をお伝えしようかなと思います。E90に乗り換えようかなとお思いの方の参考になればなぁと。
05年から昨年まで生産されてきたBMWの主幹モデルでもある3シリーズ。Dセグメントセダンのベンチマークとも言うべき最大の魅力はやはり走りの楽しさにあるでしょう。M.BENZのCクラスやアウディのA4などの競合車種とは明らかに違う重めのステアリングでスポーティに仕立てられており、クイックなハンドリングは狙ったラインをきっちりと駆け抜け、これぞ駆け抜ける歓びを具現化したと言うべき極上の賜物です♪路面状況の変化も手に取るように分かり、フワフワした感覚はまるでナシ。足が硬いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、中、高速域での路面のいなし方はさすがの一言。鉄の塊かとも思わせるボディ剛性も魅力でグイグイ攻め込んでみても問題ナシでございます。うんとも寸ともいわずしなやかに駆け抜けるのです。
この世代からシルキーシックスと言われた名機は2.5リッター以上のモデルに譲り、直列4気筒エンジンに変更されましたが性能に申し分なく、主幹モデルらしいバランスの取れたエンジンです。絶対的な速さはありませんが、スムーズな加速とカッチリしたボディ、絶妙なハンドリングゆえ、感覚的に速い車だなぁと思わせてくれます。
全幅181.5センチのモデルながら（後期型は180.0センチに変更）室内もスポーティな空間が広がり、奇をてらわず飽きのこない直線基調のインテリアは現在のBMWの各モデルにも共通した機能的でなじみやすい造形美。リアシートの居住性もこのクラスのセダンでは十分で6：4の分割可倒式だから、長モノでも積める利便性も備えております。
なんと言っても最大の魅力は走りのモデルですが、利便性と実用性にも対応した理想的なFRセダンはやっぱり3シリーズじゃないでしょうか♪
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