参考までに試乗記をば♪

最終更新日2013/06/22
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さて、今回はM.BENZ Cクラスの乗ってみた感想をお届けします。購入を考えてらっしゃる方の参考までになればと思います。
年度ごとに改良されてく輸入車でもW204型はコロコロ変わりました。コンプレッサーやらCGIやらブルーエフィシェンシーやら…。グレード体系もエレガンスがなくなったと思いきやグレードによってはAMGスポーツパッケージが標準で付いてたりと…。

正直、覚えらんないです…。が、全体を通して乗りやすい車だと思います。まずは取り回しの良さ。4.6mくらいの全長と1.8mを切る全幅は、ここ最近では国産のミドルサイズのセダンにもないジャストサイズ。旋回性と運動性能に大きく影響をもたらしてくれてます。
次に乗り味ですが、これは前期、中期、後期(マイナーチェンジ後)モデルでずいぶん違います。前期型はコンプレッサーといわれるスーパーチャージャーを搭載しており息の長い加速感が魅力。そして、中期型以降はターボチャージャーを搭載。ターボのタイムラグを感じることもなく瞬発性にも優れた扱いやすいエンジンとなっております。後期型ではグレードにより、排気量は同じものの、馬力、トルクに違いがあり、C180系では街乗り重視なパワー感、C200系では、よりダイナミックな走りを楽しむことができます。乗り心地はいつのモデルもしっとりしたベンツらしい乗り心地が味わえ、路面の凹凸もしなやかにいなし快適な移動空間に仕上がっております。個人的な意見ですが、年度改良ごとにハンドリングの正確性が増してる気がします。また、現行モデルのステアリングの触り心地がしっとり手になじんで好きです。
そして居住性ですが小変更はあるものの、室内長などに大きな変更はなく、Dセグメントのセダンとして十分な空間が保たれております。中期型から現行モデルの間で大きく変わるのがインパネ周りです。ポップアップ式のナビからインパネ一体型のモニターへ変更し、標準でピアノブラックパネルをあしらった高級感溢れる内装に変わりました。
どのモデルでもメルセデスらしい車の良さを感じられる造りですが、個人的にオススメなのはマイナーチェンジ後の現行モデルです。中古車相場では若干値は張るものの、W204の完成形ともいえる現行型は奥が深く、いつまでも乗れるお車だと思います。